前日の夜はモーリがお付き合いしているTさんも福島に駆けつけ,楽しい飲み会♪
私はというと,
飲み屋さんに手袋を忘れ・・・
お風呂屋さんに帽子を忘れ・・・
まったく情けない.
そして朝寝坊した11月4日,向かった先は霊山(りょうぜん)!
またしてもミナエの的確な判断により,より近い駐車場に停めることができ,落ち葉の山を歩きました.霊山は岩山らしくごつごつした岩肌がいたるところに見え,巨岩が歩道にせり出す様は少しこわいくらいでした.どこからか流れてきた水音に癒されつつ,はしごを上ると絶景が広がっているという,そんな山です.
よく観察すると,岩の表面を苔(モス;moss)が覆っていてその上に落ち葉が重なり水をためているらしく,木がたくさん生えている.自然ってすばらしい,偉大だと思いました.
山を歩いているときに,私は昨日の講演を思い返していました.
中村医師は「一隅を照らす」という言葉がお好きだそうで,昨日も「今できることをすればいい,小さいことでもいいし,外国に行かなくてもいい.自分ができることをやっていれば,いつかそれが自分の未来につながる.」とおっしゃっていました.そしてモーリが聞いていたある女医さんの講演会が終わるのを外で待つ間,聞こえてきた女医さんのお話でも「頑張っていれば誰かが見ていてくれる,必ずチャンスはやってくる.」ということをおっしゃっていました.
焦らずに,自分にできることをコツコツ続けていこう.
誰も見ていてくれなくても,きっと何かが変わっていくんだ.
土のない岩の上にだって木が生えるように.
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